読書 〜ノルウェイの森に誘われて〜

読書

ネタバレなし!!!

読書感想文を読んでいる感覚でみていってください。

 京都大学農学部現役合格の実績のみを頼りにして参考書の記事を書いていますが、本当は受験勉強よりも自分のしたいことをしていたいですよね。YoutubeやNetflixを見たり、寝られるだけ寝てみたり、ご馳走を食べにいったりしたい方々も読者の方々の中にもいらっしゃるかも知れません。私の場合は、本を読んで、逆に小説を書いたりしてみたり、どこかに走りにいったりすることをしたかったし、今もそうしていたいと思っています。例えばこうしてブログの記事を書いているのも私の好きなことの一つです。文字を書くことが好きなのかも知れません。

今日の話題は、私がとある本をきっかけに読書好きになったと言う話です。

とある本と言うのがタイトルの通り 「ノルウェイの森」村上春樹 というわけです。

 累計発行部数が1000万部を超えて(googleで調べただけなので間違えていたらすみません)今尚日本中の人、そして世界中の人に読まれている小説ですから、ご存知の読者も多いかも知れません。なんと言ってもその赤と緑のカバーが印象的です。(マルちゃんみたい)

 私がこの小説を買ったのは高校1年の頃でした。それから1年ぐらいは積ん読だけの本だったのですが、あるとき少し遠いところに行かなくてはならない用事があってノルウェイの森をかばんにしまってからがやっと話の始まりです。(長いですがもうちょっとだけ読んでいってください)

 あるときというのもまた私にっとては大切なときでした。まず第一に私自身が恋をしていたのです。(理想的な恋とは太陽と冥王星ぐらいは離れていたけど)そしてもう一つ大事なことは私の祖母が亡くなったことです。この状況がなければおそらくノルウェイの森がここまで印象に残ることはなかったと思います。

 私がこの小説から生と死という印象を受けました。恋愛の話がベースにあってその中で生きること、いなくなってしまうことが一体どのような意味を持つのか、その意味を探究している、という印象です。ここで断っておきたいのですが私は迷いの多い、もしくはそれに溺れているような人間ですから何かを見てこれはこうだ、こういうことを意味しているに違いないと心の中で断定るすことができない人間です。心の外では、例えば口喧嘩している時とかは断定のもとに争っている気がしますがあくまで、心の中で、です。この小説から感じ取ったこととその時の私の境遇が重なっていたことで、より一層、ノルウェイの森にのめり込みました。

 官能的な表現が多い(言うなれば生死が多いのかも知れませんが)のもノルウェイの森の特徴かも知れませんが、そのことによって感情が不意に揺さぶられその隙に引き寄せられ、そういった表現も生きることや生命そのものを構成する一つとして納得しました。

こうして書いていることが全くの見当違いならすみません。コメントを残していただけると幸いです。

この小説の約20年ほど前に発売されたBeatlesの「Norwegian Wood」もよく聞くようになりました。どちらもとことん日常でその中に、簡潔にいうと、哀愁や侘び寂びを感じます。

 それから高校を卒業するまでに様々な村上春樹さんの小説を読みました。現実ではありえないことが設定としてあるけれども私にはとても日常的に感じられて、読んでいて面白いし、時々考える時もあり、たとえ2回目、3回目に読んだとしても飽きることがなく、また同じように考えることもあれば少し前回とは変わって考えることもある。実際に何回か同じ小説を読んで飽きることがなく、ますます面白い小説だと感じることができました。

これからも様々な分野の様々な人の本を読んでいってみたいです。

原稿用紙4枚分になったので今日はこの辺で

ジョンレノンみたいな髪型にしてみようかな

今回紹介した小説と曲です。

(Amazonリンク予定地)

最後までご覧いただきありがとうございました。他の記事もぜひ読んでみてください!

かんたろう

photo:ぱくたそ

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